第10回 山の湊 「新城」発! ジャズコンサート

ゲスト

田ノ岡 三郎:アコーディオン
幅広いジャンルのステージ&レコーディングで日々熱演を続けるアコーディオン奏者。東京音大卒、パリにてダニエル・コラン氏に師事。8作のソロアルバムをリリースし、TVドラマ、映画、アニメ、CMやゲームの音楽への演奏参加も多数。
近年はNHK朝ドラ「エール」「なつぞら」出演、西島秀俊主演ドラマ「シェフは名探偵」音楽担当(末廣健一郎氏と共作)、テレビ朝日系「題名のない音楽会」出演、大竹しのぶ主演舞台「ピアフ」参加など幅広く活躍。サンドアート集団SILTによる「横浜マリンタワー物語」演奏担当。狛江FM(コマラジ)パーソナリティー。国外でのステージ歴はフランス、ポルトガル、台湾、アルゼンチン。 オフィシャルサイト:http://tanooka.net


出演者プロフィール Shinshiro – Jazz Unit 2024′

音楽監督/鈴木直樹:クラリネット&サックス
東京音楽大学付属高校でクラリネットを専攻。クラリネットを内山洋氏、佐野博美氏に師事。
同時にサックスを松本英彦氏に師事。戦後「鈴懸の径」で一世を風靡したジャズ・クラリネット奏者 鈴木章治(伯父)の演奏を、幼少時代から身近に聴きジャズに傾倒。高校卒業後、プロとして活動を始める。スウィング・スタイルをバックボーンに、多くの編成を率いて活動。自身のBigBand「鈴木直樹&Swing Ace Orchestra」では、「神津善行の楽しい音楽会」等多数のコンサートに出演。近年は、ビッグバンドとストリングス・セクションを融合した「ポップスウィング・オーケストラ」を主宰、ジャズの枠を飛び越え様々なスタイルの音楽をオリジナル・アレンジで演奏。精力的に活動している。ピアノ 故エディー・ヒギンズ氏、山下洋輔氏、クラリネット 北村英治氏、ヴォーカル ペギー葉山氏、菅原洋一氏、阿川泰子氏、井上芳雄氏、二胡 ジャー・バンファン氏、チェン・ミン氏等々、国内外のアーティストとの共演多数。また、2015年からは「Shinshiro Jazz」の音楽監督を務め、2019年より「午後の音楽会」(杉並公会堂共催事業)等、プロデューサーとしても多くのコンサートを手懸けている。また、マルチ・リード・プレーヤーとしてジャンルを超えた多くの録音に携わり、スタジオ・ミュージシャンとしても活躍。日本では珍しい「ターキッシュ・クラリネット」の先駆者でもあり、TV番組等の録音も多数。近年は、ジャズ・プレーヤーとしての活動に留まらず、ジャズとクラシックの調和をテーマに、世界的なヴァイオリニスト 小林美恵氏、ピアニスト 三舩優子氏、NHK交響楽団首席コントラバス奏者 吉田秀氏、首席ティンパニ奏者 植松透氏、次席チェロ奏者 山内俊輔氏、元NHK交響楽団首席クラリネット奏者 横川晴児氏、等々クラシック界の演奏家との共演も意欲的に行い、伯父の代表作である「鈴懸の径」をクラシックの新進気鋭の作曲家に委託した現代版 鈴懸の径「Suzukake-double A-side-」等を発表し2021年、2022年、「軽井沢国際音楽祭」へ出演するなど新しい分野への幅も広げている。
・NPO日本レコーディングミュージシャンズ協会会員 ・ビュッフェ・クランポン・ジャパン契約講師 ・ヤナギサワ・アーティスト
・「スウィングエース・オーケストラ」主宰(ビッグバンド) ・ポップスウィング・オーケストラ」主宰(ビッグバンド&ストリングス)
鈴木直樹 Official website https://www.swingace.com/naoki


青木 研:バンジョー
1978年千葉県流山市出身。7歳頃、二村定一などの唄う「ジャズ小唄」(君恋し、私の青空、アラビヤの唄)をはじめとする、蓄音機やそこから流れる戦前音楽に親しみ、それらの曲に使われていたバンジョーのサウンドに特に強い魅力を感じる。13歳で初めてバンジョーを手にしてから、ディキシーランドジャズで使われる4本弦のバンジョーをほぼ独学でマスターする。千葉県柏市の東葛飾高校在学中より演奏活動をスタート。ライブハウス、ホール、イベント、テーマパーク、ホテル、レストラン、客船、内外ジャズフェスティバルやバンジョー・フェスティバル、ラジオ、TV等で演奏。2010年、アメリカ・サンノゼのバンジョー大会にヘッドライナーとして、2011年、FIGA主催の全米バンジョーコンヴェンションに、2013年はハンガリーで開催されたジャズフェスティバルにソリストとして招聘される。バンジョー主体の演奏の他、数多くのディキシーランド/スイングジャズの演奏家をはじめ、ブルーグラス、ジャグバンド奏者、管弦楽団、吹奏楽団との共演、ソリスト、歌手等のサポートなど多種のステージを通し、楽し気なステージングと華麗なテクニックで観客を魅了している。米JAZZBANJO ジャズ批評社「ジャズ批評」JAZZLIFE誌、等で特集記事が組まれる。日本では数少ない、ソリストとして演奏することのできるバンジョー奏者。


田中和音:ピアノ
1987年大阪生まれ。幼少の頃よりクラシックピアノをはじめ、10歳でジャズピアノに転向。大阪芸術大学卒。
作・編曲家ジャズピアニスト、前田憲男氏に師事。2011年に上京し、恩師・前田憲男の門を叩き、研鑽を重ねながら、雪村いづみ・杉田真理子のステージピアニストとして活動。2012年9月・浜離宮朝日ホールにて「雪村いづみ・トーク&ソングス」にてソロピアニストとして出演、伴奏を務める。2012年9月、府中の森芸術劇場にて開催された「The Earth Family Project」にて、師匠でもある前田憲男氏と共演を果たし、オリジナル曲も披露、正式にデビューを果たした。またアレンジャーとしても才能を発揮し、NHKテレビ「SONGS」にて放送された雪村いづみの「Because of You」の編曲、東京FMホールで行われたシャンソン歌手・杉田真理子コンサートでは全曲編曲を担当。同年12月には、サントリーホールで行われたライム・レディースオーケストラコンサートにて、ピアノと編曲を担当。近年では、ジャズヴァイオリニストの第一人者・寺井尚子との共演や、五十鈴ココ(宝塚OG)、ジャズ界の寺泉憲・桃井まりのサポートピアニスト兼アレンジャーとしても活躍するなど、将来を嘱望されている若手音楽家である。


魚谷のぶまさ:ベース
20歳で西山満氏に師事、’88年からプロ活動を開始する。1989年の富士通コンコードフェスティバルRayBrownトリオのルアークルーを務めたのを機に親交を深め、その演奏スタイル、人間性に傾倒し、踏襲する。現在、関西のみならず全国展開を広げる多忙な活動履歴に加え『魚谷のぶまさTrio』や『お気楽トリオ』でも精力的に活動する。また、その活動はジャズに留まらず、今年で20年目を迎える自己のダンサブル・ユニット『Notes of Joy(ノーツ・オブ・ジョイ)』はDisco・Soul・Black系の人気グループである。プレイはもちろんのこと、アレンジも数々手がけている。2013年には「なにわ芸術祭 新人賞・なにわジャズ大賞」を受賞。その他、FMのDJからイベントコーディネーターまで、その才能は多岐に渡る。


堀越 彰:ドラム
海老沢一博氏、村上”ポンダ”秀一氏に師事。’90年、オーディションを経て「山下洋輔ニュートリオ」でデビュー。
国内を始め、ヨーロッパツアー、南米ツアー、ベルギー野外コンサート、日本全国縦断88ヶ所サバイバルツアー等に参加。その後「山下洋輔デュオプラス」として10年に及びレギュラーユニットに参加する。ジャズのみならず邦楽、民俗音楽とのセッションなど、幅広いジャンルにおいて国内外で活躍。イベント構成・演出も手がけ、楽曲提供も行なう。’12年尺八奏者 小濱明人と「LOTUS POSITION」結成。山下洋輔をゲストに迎え、国際交流基金主催でチェコ・スロヴァキア四都市ツアーを成功させ、アルバムもリリース。’14年クラシックピアニスト 三舩優子とデュオユニット「OBSESSION」結成、2枚のCDをリリース。深町 純pf、渡辺 剛vlと「The WILL」、薩摩琵琶や納管尺八と組んだ「東方異聞」、シルク・ド・ソレイユで活躍したパフォーマー フィリップ・エマールらと組む「INSTINCT」なども活動。デヴィッド・ルヴォ―演出舞台『ETERNAL CHIKAMATSU』『黒蜥蜴』『道』2024年の春は香取慎吾主演『テラヤマキャバレー』の音楽メンバーとして連続参加。子供たちに生の音楽を届けるワークショップ、アウトリーチ活動にも積極的に取り組む。都内に2カ所のドラムスクールのほか、日本工学院でも教える。Canopusエンドーサー。HP:akirahorikoshi.com


宅間善之:ビブラフォン&パーカッション
幼少の頃よりマリンバ奏者である父の影響を受けマリンバを始める。高校在学中よりジャズに興味を持ち、マリンバと並行してビブラフォンを始め、ジャズ理論を村井秀清に師事。高校卒業後、アメリカのバークリー音楽院に留学。在学中に多数のコンサート、ライブ、レコーディングセッションをこなし、上原ひろみ等と共演。帰国後、実弟 政彰と『MALLETxPIT』を結成、2枚のアルバムをリリース。バンド解散後、自己のグループ「Vibrasonic」として、初のリーダー作『diario ~ディア―リオ~』、ライブDVD「宅間善之 Vibrasonic」を発売する。近年は「Vibrasonic」と並行して「Wu-Xing」(ラテンジャズ)、「Kiss the Cats」(ジャズ)「Mr.Jazz Quartet(ジャズ)のレギュラーメンバーとしても活動。2020年には所属全バンドでアルバムをリリース。女優 渡辺えりのコンサートツアーメンバーや、ジェームス・ブラウン、ビリージョエル、ポール・サイモンなどの編曲家としてグラミー賞を多数受賞したジャズピアニスト、デビッド・マシューズ、オカリナ奏者 宗次郎との競演など、ジャズ、フュージョンを中心にラテン音楽、クラブミュージック、演歌、ヒーリングミュージックなどジャンルを問わずに精力的に活動している数少ないマレット&パーカッション奏者である。


牧原正洋:トランペット
岩手県宮古市出身。武蔵野音楽大学卒業。箱石啓人、福井功、佛坂幸男に師事。大学在学中よりライブ活動を始める。卒業後、花岡詠二(cl)、酒井潮(org)、谷口英治(cl)、榎本秀一(ts)、今津雅仁(ts)、角田健一ビッグバンド、宮間利之&ニューハード、オルケスタデルソル、須永辰緒プロデュースによる”experience”、ジョイフルブラスのメンバーとしても活動しCD録音、ジャズフェスティバル、NHKセッション505等に出演している。スイングからモダンスタイルまで幅広くアプローチし、2003年音楽之友社『管楽器パラダイス』において特集された。和田アキ子、SMAP、EXILE等、日本トップアーティストのサポートメンバーとしても活動し、TV出演、コンサート、紅白歌合戦等出演。自己のバンドライブ、トランペット及びバンドクリニック、スタジオワークも精力的にこなしている。


熊田千穂:ヴォーカル
ジャズシンガー。役者を志し日本大学芸術学部演劇学科演技コース入学を機に上京。卒業後、劇団文学座へ。
数本の舞台に出演後役者活動を一時中断して浅草のジャズバーでディキシーランドジャズ、スウィングジャズの生演奏に飛び入り参加することからシンガーとして経歴が始まった。2007年バンジョー奏者・青木研のプロデュースで昭和初期のレトロなジャズソングとディキシーを歌ったアルバム「Sing Me A Song」を発表。レパートリーはスタンダードジャズ、ポップスから、エノケンで有名な私の青空やりんごの木の下で、アラビヤの唄など、昭和初期の懐かしいナンバーまで幅広い。2011年からジャズ評論家・瀬川昌久氏の推薦を受け「岡本章生&ゲイスターズ」専属歌手となる。各地のジャズフェスティバルやパーティでの演奏、豪華客船でのショーや、役者経験を活かして芝居を織り交ぜたライブをすることもあり、近年ではレトロジャズをメインに据えながら70年代からのポップスをピックアップしてバンドアレンジしていく新たな展開のステージでファンを喜ばせている。1920年代からビッグバンド華やかなりし頃のスタンダード、同じ時代に日本人が口ずさんでいた舶来の流行歌、そして現代の音楽、時代を超えるメロディを大切に歌い継ぐ歌手である。



山間のまち新城で Shinshiro Jazz がスタートして今回で10回目となります。ここまで続けてこられたのも、お客様とご協賛企業の皆様、応援してくださる全ての皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。
生演奏はダイレクトに心と体に響き、自然に体がリズムを打ってしまう、ステージと客席も一体となってとても楽しめます。今回は、どなたでも楽しんで頂けるよう年齢制限を廃止しました。思いやりと優しく温かい雰囲気に溢れるハッピーな2日間、これが Shinshiro Jazz !!
今年も思いっきり楽しみましょう!!   実行委員会代表 関原克彦

今年はShinshiro Jazz 10回目。実行委員長 関原さんの熱い想いから始まり、回を重ねるごとに多くのお客様が楽しみにしてくださり、私達も出演できる喜びと幸せをいただいております。Shinshiro Jazzでしか聴くことが出来ないコンサートを創ろうと、皆が一つになって進むことが出来ましたのも、支えてくださるお客様とご協賛企業の皆様、実行委員会の熱いメンバー、ボランティアの皆様、多くの方々のお力があってのことと心より感謝申し上げます。10回目という節目の今年は、Shinshiro Jazzユニット・メンバーともに記念の会を創りたいと思っています。
2日間、存分にお楽しみください!!   音楽監督 鈴木直樹


♪チケットの申し込み・販売・お問合せ♪

Shinshiro Jazz実行委員会事務局 〒441-1331 愛知県新城市庭野字東萩野20

TEL. 090-3256-2946  FAX. 0536-23-2715

HP => https://shinshiro-jazz.com  Email => info@shinshiro-jazzmin

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※チケット販売は、Shinshiro-Jazz事務局、新城文化会館(TEL. 0536-23-2123)にて